2005.2.24

国立のぞみ教会には「秘伝マーマレード」がある。その昔、アメリカ人のGさんから「のぞみ教会のマーマレードは世界一だ！」との評をいただいたとか。今回は久しぶりに幻の秘伝マーマレード作りに取り組んだ。

	T姉「これから秘伝マーマレード作りをはじめます。気合と信仰をもって各々臨んでください！」とは言ってませんよ。 初めの作業確認の風景です。
	これが今回の主役のみかんたち。教会の庭で15個収穫できました。
	みかんを皮と実に取り分けます。実も袋から取り出しています。
	皮を細かく刻みやすくするために皮を一度湯通しします。 ちなみにこのガスコンロは今日をもってお役目を終えます。 宣教師であったスタット先生の家から頂き、30年間以上使われたガスレンジです。多くの人の命の糧を作り出した、大変な働き物でした。
	湯通しを終えた皮を細かく刻みます。切れない包丁ではとても大変。包丁を研いでからやりましょう。 昔は30-40ｋｇのみかんが教会員の方の庭で取れたらしく、そこからこのマーマレード作りは始まったらしい。30-40ｋｇ分の皮を刻むのは本当に大変で、いくら切れる包丁でも、みかんの果汁で切れなくなったようで、包丁を研ぎながら作業したとか。
	細かく刻んだ皮をさらにやわらかくし、灰汁を抜くために煮こぼす。
	皮に丁度よく火が通ったら、水にさらす。
	この水切りの加減がポイント！水を切り過ぎない加減が難しい。｢先生は力が強いから駄目ですよ」とT姉。
	鍋に水切りをした皮と種と袋を取り除いた実と砂糖を入れて、弱火でコトコトと煮込む。砂糖は今回は約3.5Kg使用。
	焦げ付かないように絶えず見張りが必要。
	これで、コトコト煮込むこと1時間。まだまだ煮込みます。
	煮込むこと約3時間、いい色になりました。油断をするとすぐに焦げ付くので細心の注意を要します。 これで一応の完成！後は冷やして後日パックに詰めます。